
日々の暮らしの中にある出来事
時に焦り、時に笑い、時にしみじみと感じる
定年退職後の夫婦の日常生活
札幌と2時間ほど離れた田舎での2拠点生活から
昨年、田舎に生活拠点を完全に移しました。
でも、夫の食道がんの通院先病院はまだ札幌なのです。
そして今回やらかしてしまいました。
薬の管理ミスあなたも経験ありませんか?

その日
私はいつものように薬の整理をしていました。
朝・昼・晩、1週間分をきっちり分ける
ずっと、そうしてきました。
でも、その日は違いました。
1週間分を入れ終わった時
あれっ?
ないのです
その後にのむ次の通院迄の
2週間分のカロナール錠が!
一瞬私の時間が止まりました。
この一瞬で素に戻る感覚久しぶりです。
突然気づいた薬が足りない現実

「やってしまった。」
思い当たることは、すぐにわかりました。
通院し始めた頃飲み忘れていた薬が大量に残っていた
だから前回その分を断って処方してもらったのだ。
でもまさか足りなくなるなんて。
夫にバレないように平静を装う
だけど
つい「あらっ?」と声が漏れてた
その瞬間夫の視線を感じたけど
気づかないふりをした
戸棚を開けて
いつも薬を置いているところを探し
病院に持っていくカバンをひっくり返し
心当たりの場所を探し始める
そんなことをしていると
急にお腹がキリキリし始め
もう私だけの心にとどめておくことが
できなくなって。
だから思い切って
この失態を明かすことにしました。
2人で考える対処法

「なんとか次の通院までしのげないかな。」
夫と2人で知恵を絞る
12日分×3錠
昼の分を減らせば…と夫
でもそんなものじゃ到底足りないのよ。
「あなた、そんなことで
乗り切れるような体じゃないんだよ。」
と私は心の中で思った。
そうだ夫は今、
薬を飲まない選択ができる
余裕のある状態ではない。
もぉいい!もぉいい‼
最終手段!病院に相談し、処方箋をもらう

結局、病院に電話し
田舎にある近くの調剤薬局に処方箋を送ってもらいました。
そしてなんとか乗り越えた。
でもね、
これはそもそも–無頓着な夫のために
私が薬の管理を引き受けたことがきっかけで
いつも通りのはずが
こんなことになるなんて。
でも、こんなことがあるから
それを乗り越え
人はまた強くなっていくのかもしれない。
ドン( ゚д゚)マイ
たまに旦那にも刺激を与えるのも必要だし!
ドン( ゚д゚)マイ
久々に焦りました!
対応していただいた病院の医師、看護師さん
調剤薬局の方に感謝です。
でも、絶対にこの失敗は繰り返すまいと
私は心に誓いました。
こうした日々の小さな気づきが
人生を少しずつ
変えていくのかもしれませんね✨
結論