引っ越しの準備

引っ越しの準備は抗がん剤の為、夫の体調が優れないため私が中心となって進めました。
「私がやるから、あなたは休んでいて」と言っても夫は率先して手伝ってくれるのです。
重たい荷物運びも私に任せようとしません。
彼の優しさは本当にありがたいのですが、
今は自分の身体を休めてほしいというのが私の本音です。
そんな彼の思いを感じながら、私は一つ一つ作業を進めていきました。
引っ越し先が夫の実家なので、もともとの家具などが沢山あり少しづつ処分したのですが
母が施設にいるのでスッキリ、サッパリ捨てるわけにもいかず困っています。
大型ごみの捨て方の違い
札幌で大型ごみを捨てるときの申し込みの仕方
ネットからも申し込みができその時はクレジット払いで
受付番号を大型ごみに張り付けておけばよい
一般家庭のものであれば、いくつでもOK
それか電話で申し込んでコンビニで貼り付けシールを購入する
札幌だといつも気軽に出せた
引っ越しの時も、たくさん回収してくれて感謝でした。
こちらの田舎だと役場に電話予約して
役場か商工会で貼り付けシールを購入する
1度に10個以上出す場合はあらかじめ相談
なぜだか、出すのに気が引けて捨てたい大型ごみが溜まっていく
この土地になじめば気兼ねなく捨てれるようになるんだろうな~
引っ越し当日

札幌引っ越し当日、業者の皆さんには、
夫の体調が優れないことを事前に伝えておき
夫には無理をさせないように静かに部屋で休んでもらって
私に何か手伝えることがあれば教えて欲しいとお願いしました。
4人の若い作業員の方がテキパキと荷物を運んでくださり、
今まで使った家具も半分は処分するため
大型ごみ置き場に運んでもらうことができたので、
本当に助かりました。
大型ごみの日に、引っ越しの日を合わせることができたのも良かったです。
あっという間に部屋は空っぽに。
初めてこの部屋に引っ越してきた日のことを鮮明に思い出します。
たくさんの思い出が詰まった、この部屋ともお別れかと思うと少し寂しい気持ちになりました。
しかし次の日はの田舎の実家に荷物が届くので急いで戻り休息をとりました。
翌日無事に引っ越しは完了
結局札幌のマンションは、翌年まで借り続ける予定で事務手続きもせず
最小限の荷物だけを残しておきましたが
左右上下のいなくなった冬のマンションの冷え方が尋常ではなく
近くのホテルに逃げ込むほどだったので
翌月には全て手続きを終えました。
夫の体調を考慮しながら引っ越し準備を進める日々は、
決して楽ではありませんでしたが、同時に夫の優しさに触れる貴重な時間でもありました。
これからは、田舎のこの家でたくさんの思い出を作っていきたいと思っています。