2026年– date –
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夫にだけ鳴いた黒猫ー今はもう姿を見ていない
秋だった。外の片付けをしていた。ーーー クロが長いこと鳴いていた。歌うように。語りかけるように。ーーーあんなに鳴くのは初めてだった。 物置にいた小さな黒猫 初めて見たのはもっと前だ。ーーー開けっぱなしにしていた物置の上の方に小さな黒猫が潜ん... -
「閉めたら開かないからね」と伝え忘れた人がいた
「閉めたら開かないからね」うちの洗面所の戸はそうなっている。来た人には必ず伝えている。はずだった。 洗面所の戸は閉めてはいけない いつからだったか洗面所の戸の取っ手が外れるようになった。ーーーごまかしながら使っていたが閉めると開かなくなる... -
「いってらっしゃい」「おかえり~」ー、それだけの関係がちょうどいい
「いってらっしゃい」「おかえり~」向かいのお姉さんとはそれくらいの会話だ。立ち話もたまにする程度。ーーー私には同じくらいの年頃の子供が2人いる。どちらも結婚して遠くにいる。向こうから見れば私は親と同じぐらいの年頃だ。ーーーだからだろうか。... -
雪が2m 積もる町の冬支度ー夫がやっていたことを引き継いだ日
この町は雪が2m 以上積もる。冬支度をしないと冬を越せない。去年ーその全部をひとりでやることになった 10月中旬以降から始まる 冬支度は10月の中旬を過ぎた頃から始まる。雪が降ってからでは遅い。やることは意外と多い。ーーーー・庭の冬囲い・メダカを... -
断られて、バスも迷って、結局コロコロで運んだ日
冬物の衣替えを義母の施設に届けたい。 大きなカバンにパンパンに詰めた。 持ち上げてみる。重い。これは歩いては無理だ。 冬物は重い 義母は施設で暮らしている。歩いて20分ほどのところだ。夏物の衣替えは自分で運んだ。軽いから何とかなった。ーーーで... -
「うちいろいろあるんだけど」ー送られてきたlineを見て私は犬だと思った
兄夫婦からLINE が来た。1枚の写真と「うちいろいろあるんだけど・・・・」それを見て私はすぐに思った。ああー犬だ。 夏に2人で遊びに来た 今年の夏ー兄夫婦が二人で遊びに来た。義姉は今年の2月に病気が見つかった。「お医者さんからあることを言われて... -
一番作りたかった柄を、今更縫っているー十字花刺しの花布きん
十字花刺し。一番作りたかった柄だ。でもー糸をたくさん使うし細かい。ずっと手を出せずにいた。それを今縫っている。 十字花刺しという柄 初めての十字花刺し作りかけ 縫い目が荒すぎ 十字花刺し。じゅうじはなざし、と読む。十字のステッチを交差させて... -
ドクダミの根を掘ってみたら土の中がラーメンだった
今年も庭のどくだみがすごいことになっていた。抜いても抜いてもまた出てくる。「根から取るしかない」と思ってスコップを持った。 思い付きでスコップを持った 繁殖力旺盛なドクダミ ちょっとした思いつきだった。いつも抜いているのは地上から出ている部... -
疲れが取れないから美容室を予約してみたら美容師さんも体調不良だった
朝、連絡が来た。「体調不良のため本日はお休みさせてください」美容室からだった。今日だけはきれいにしてもらってしゃっきりするつもりだったのに。 病院が3日続いた 先週ー病院通いが3日続いた。たいしたことではない。でもー出かける準備をして片道15... -
ももが顔にくっついて寝るようになったーーストーブがつくまでの代わりらしい
朝ーー息が苦しくて目が覚めた。顔の上にももがいる。ぴったりとくっついて寝ている。「苦しい」そう言ってもどかない。 お盆を過ぎた頃から顔にくっついてくる 北海道の秋は早い。今年はお盆を過ぎたあたりから空気が変わってきた。朝晩の冷え込みがはっ...
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